代表者挨拶

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行政書士
江端深雪
  • 所属団体:
    福井県行政書士会 民事法務部 委員
    福井県行政書士会武生支部 理事
  • 登録番号:
    22222648
はじめまして。補助金専門行政書士の江端深雪と申します。
私は2008年に大学を卒業後、地元の銀行に入行し、融資業務や渉外業務に携わってまいりました。日々、多くの中小企業の経営者の皆様と向き合う中で感じたのは、その熱意、誠実さ、そして地域経済を支えているという確かな使命感でした。同時に、リーマンショックという歴史的な経済危機に直面したことで、経営の厳しさと資金繰りの難しさを肌で感じる経験もいたしました。

資金があれば挑戦できることも、資金がなければ断念せざるを得ない。そんな場面を何度も目にしてきました。その中で私が特に重要だと感じたのが、「情報格差の存在」です。補助金や助成金は、年間で実に2万件近くの公募が行われています。しかし、その情報にアクセスできる人と、できない人の間には、資金調達力において大きな差が生じているのが現実です。

補助金は返済不要である一方、申請には高度な専門知識と労力を要します。制度ごとに目的·対象·要件が異なるため、適切な制度を見極める目と、採択されるための戦略的な書類作成能力が必要となります。また、多忙な経営者がこうした業務に自ら時間を割くことは、限られた経営資源を分散させてしまうことにもつながります。

私はこうした背景から、「補助金の専門家として、経営者の皆様が本業に集中できる環境を整えたい」と強く思い、行政書士としての道を歩み始めました。私の役割は、単に申請書類を作成することではありません。経営者の方とじっくりと向き合い、経営課題を丁寧にヒアリングした上で、その課題に対してどの補助金が最適なのかを共に考え、将来を見据えた提案を行うことにあります。

補助金は単発の支援策ではありません。むしろ、それをきっかけにして、企業が次のステージへと進むための「投資」の原資となり得ます。私は常に「1つの補助金で終わらせない」ことを意識しています。例えば、設備導入の補助金と、それを広報·販路拡大につなげる別の補助金を組み合わせることで、より大きな効果を得ることができます。このように複数の制度を戦略的に活用することで、企業が持つ可能性を最大限に引き出すお手伝いをしたいと考えています。

補助金は、「知っている人·使える人」だけのものではありません。むしろ、日々の経営に真摯に向き合っているすべての中小企業が、本来受け取るべき支援なのです。私はその橋渡し役として、制度の情報と専門知識を分かりやすく、誠実に提供することをお約束いたします。

これまでの金融機関での経験と、行政書士としての実務経験を活かし、「お客様の一歩先の未来」を見据えたご提案をしてまいります。まずはお気軽にご相談ください。どんな小さなことでも構いません。補助金という制度が、皆様の挑戦を支える力となるよう、全力でサポートいたします。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
行政書士
江端深雪

代表者の経歴

  • 2008年3月
    福井大学卒業
  • 2008年4月
    地元銀行へ就職。融資係や渉外係を歴任し、資金調達の基礎を学ぶ。地元の中小企業の経営者の熱意とあたたかさに触れると同時に、リーマンショック直後の市況の厳しさを痛感。資金調達の重要さを実感。
  • 2012年2月
    地元の製造業へ転職。ものづくりの工程や品質管理システム(ISOを含む)を学ぶ。また、医療機器の薬事申請にも携わる。
  • 2020年1月
    士業として独立することを目指し、司法書士事務所へ転職。
  • 2023年4月
    江端深雪行政書士事務所を開業。補助金申請専門の行政書士として多くの補助金申請をサポートし、今に至る。